望んでキチガイになった訳じゃないし望んで不幸になった訳でもない
ただ奇行が奇行を呼んで凶行になって悲劇となるだけ
欲しいのは危なくなったらインスリンでも大量に打って財布だけこっそり抜いていって保管してくれる飲み友
酩酊で動けなくても這う元気がある限り私は有害だということ
思考か視界を奪え
ブラックアウトするとき
意識の遠のくまでのたまらない気持ち悪さとじわじわと滲み出る脂汗
意識を失くすその瞬間のたまらない恍惚
私の目の前で逝ってしまったその姿を思い出しながら、同じように死ぬことが私にできる唯一の罪滅ぼし