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そんなものだ。
逮捕されそうになったのは3年も前のこと
わたしはいま身体を売るのが生業なのに
一昨日から血が止まらない
終わるのもきっとあっけない
毎年、去年の夏の方が楽しかったと繰り返し
そのうちに夏の楽しさすらも見出せなくなるのだろうか
落ちぶれ
痛客に媚びて醜態晒している姿を見てああ戻らなくてよかったと思う
いつも適当で、自分以外のことは頭にない
そういう人間の気を引ける女はどういう女なのだろうか
いつだってかっこよく見えるのは努力する姿を晒さない人
怠けているように見せかけて結果を出す人
当然ながら他人からの期待値は低い方が楽できて
期待値を上回る結果を出すこともひとつの術、
相手の期待値をわざと下げるのもまたひとつの術
他人に期待なんかしないほうが、楽に生きられる
闘う身体、奪われる身体
つらいけれど自分の身体と向き合わない限り病気は克服できない
馬子にも衣装的な
何歳になってもTシャツとGパンがだらしなく見えない人になりたい。
スーツとかブランド服とかで決めてても、中身がぶよぶよで格好つかない人たくさんいる
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好きという感情が仕事の邪魔になる
自分を売る仕事だから、というわけではなくて、自分のやるべきことを全て放棄して好きな人に会いたくなるから。
お金を稼ぐことが楽しいと久し振りに思った
この気持ちが消えなければ、いつまでも頑張れるのに