惨め

服を着ていない自分の身体が惨めで、仕事が嫌になる

太い脚を露出するみっともなさも惨めだったが、枯れ木のような腕を剥き出しにするのもまた惨めで、結局夏という季節が好きになれない


服に合わせた身体、わたしのものでない身体、わたしの身体、服のための身体

纏う布がなければ価値のないただの枯れ木


最初に冷たくしたのは自分のくせに、見放されると悲しい事実

肉ではなく私の魂を愛して欲しい