それでも手放せない

痩せた身体も作り物のような顔もきっと必要ないということは、最初からわかっている。

人生最高に太っていた時期も、整形はおろか化粧していなくても、友達はいた。


4ヶ月ぶりに病院に行って、おそらく過食嘔吐の人とすれ違う。

きっとまだ若いのだろうけど、顔までガリガリに痩せこけていて一見老婆のように見える。

手にはお菓子がパンパンに入ったビニール袋を持っていて、何もかもが異様に見えた。

過食嘔吐をしていてもああはなりたくないが、本当に健康な他人から見れば私も然程変わらないのだと思う。


プロザックランドセン再開。